人事のためのVocol 活用法

人事業務の改革をお考えですか? 本記事では音声コラボレーションプラットフォームVocol.aiがもたらす人事業務の効率化についてご紹介します。

人事のためのVocol 活用法

HRテクノロジーについて検討する際、一般的には時間管理ソフトウェアなど、従業員向けのソリューションを挙げることが多いのではないでしょうか。しかしほかにも人事業務を効率化させるデジタルツールは数多く存在します。

その一例が、オールインワンの音声コラボレーション・プラットフォームであるVocol.aiです。人事は、採用から研修・育成まで全てに携わっており、ビジネスにおいて最も業務の幅が広い部門ですが、Vocol.aiはこれら全ての業務に貢献します。

本記事では、Vocol.aiがもたらす人事業務の効率化についてご紹介します。

採用プロセスの改善

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ほとんどの企業は、数回の面接からなる大規模な採用プロセスを持ってますが、各段階の間に継続性がほとんどないことが問題視されています。 一次面接官はメモを取っても、二次面接官や三次面接官と共有しません。その結果、候補者/面接を受ける側は同じ質問を何度もされ、企業に対する見方が変わってしまうかもしれません。また、面接官は毎回ゼロから面接を始めるため、候補者の回答に矛盾があることを見抜けない可能性もあります。

Vocol.aiはこのような採用プロセスに対して改善案を提供します。Vocol.aiを使い面接の全過程を記録し、面接官全員が必要に応じて全記録を見ることができます。しかし、採用担当者が常に記録を確認する時間があるとは限りません。そんな忙しい社員のために、Vocol.aiは各面接の要約を自動で作成します。

これらの要約から、面接官は候補者の職歴、長所やスキル、キャリアの希望、志望理由など、すでに行われた面接で聞いた内容を素早く読み取ることができます。 この情報があれば、面接官は重複した質問を避けられるだけでなく、企業にとって新しい情報を提供するような話題にも踏み込むことができます。こうすることで、企業は採用プロセスに段階を追加するだけでなく、候補者一人ひとりをより深く理解できます。

研修と人材育成を強化する方法

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L&D(研修と人材育成)は、人事業務で最も難しい分野のひとつと言えるでしょう。 L&D活動は社員にさまざまなスキルや知識体系を習得させようとしますが、実際に活動を通して社員が必要な知識を身につけるは、ほとんどありません。これはフィードバックループがの欠落です:L&D のファシリテーターは、何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのか分からないのです。 このような問題にもVocol.aiは対応できます。

L&D活動を記録することで、人事担当者は社内外のファシリテーターと一緒に記録を見直すことができます。セミナーやワークショップのうまくいかなかった部分(内容が分かりづらかった・関心を持てなかったことが理由かもしれません)を検討することが出来るのです。また、人事担当者は何がうまくいったのかについてコメントできるため、ファシリテーターは指導方法すべてを変える必要はなく、うまくいった部分の指導方法はそのまま継続することもできます。

L&D活動の見直しをすることで、ファシリテーターはより関心を持たせ教える準備を整えて次のセミナーに臨むことができます。こうしてL&D部門は反復的なアプローチを取ることができ、各セッションの間で継続的に改善し、異なる活動間で学びを応用することもできます。

Vocol.aiを利用することで、人事部はL&Dを最大化でき、より知識豊富な人材の輩出に貢献します。

社内文化構築のためのコラボレーション

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どの企業にもそれぞれ企業文化があります。 一番良い企業文化は、トップダウンではなく、企業全体から生み出されるものでしょう。タウンホールミーティング(対話集会)やその他のチームビルディング活動のような、企業文化を醸成する活動を計画する際には、組織全体から支持されるよう努める必要があります。

残念なことに、ほとんどの文化醸成活動は人事部によって社員に押し付けられる形が多く、社員は発言権のないイベントに参加することを義務づけられたように感じます。結果、社員は形だけの参加にとどまり、それ以上のことはしません。

しかし、Vocol.aiを活用すれば、社員の参加意欲を向上させることができます。 例えば、次回のチームビルディングのための企画会議を録音しVocol.aiの共有機能を使って、他の社員にタグ付けして共有したり、特定の部分にコメントすることができます。Vocol.aiのこれらの機能を使うことで、イベント内容を多くの社員の意見をもとにブラッシュアップできるのです。

人事が提案に同意すれば、Vocol.aiの中でアクションアイテムにすることもできます。この機能により、注目すべき提案は具体的な計画として運用され、特に文化のような重要なものに関しては、社員は自分たちの声が届いていることを知ることができます。

人事の未来

より良い企業を作るためには人事の働き方を変える必要があります。そのためのベストな方法は、Vocol.aiのような音声コラボレーションプラットフォームです。面接からL&Dまで人事業務全てを記録し、要約やタグ付け、コメント、アクションアイテム作成などの付加価値機能を追加することで、人事部は自分たちがどのように業務を遂行しているのか、これまでにない透明性を得ることができます。


この知識により、人事担当者は何をどのように改善すればよいか理解が深まります。 面接の流れを改善したり、L&D活動をより学習効果の高いものにしたり、企業全体から社内文化イベントへの参加を促進することが出来るようになります。

すなわち、Vocol.aiは「組織の人材に最高のサービスを提供する」という人事の本質的な任務を改善する包括的なソリューションなのです。